「ランニングやマラソンはお金がかからない趣味だ」とよく言われます。
確かに、シューズさえあれば今すぐ始められる手軽さはあります。しかし、初心者ランナーが実際にフルマラソンに挑戦し、さらに「サブ5(5時間切り)」を本気で達成しようとすると、実は裏でそれなりの「投資」が必要になってきます。
今回は、私がこれまでの失敗を経てサブ5を達成するまでに、リアルにいくらのお金を使ったのか、まとめてみました。
これからフルマラソンに挑戦する方や、なかなか5時間を切れずに悩んでいる方の参考(あるいは覚悟の目安)になれば幸いです。
1. エントリー代と「練習用レース」の費用
まずは大会に出場するためのエントリー費用です。フルマラソンの参加費は近年高騰傾向にあり、これだけでもバカになりません。
- 本番フルマラソンのエントリー代:16,500円(+手数料990円)
(私の場合は熊本城マラソンや北海道マラソンなど、複数回挑戦しているので累計してしまうとここだけで結構な額になります。)
さらに、プロの教え(小出監督の本)に出会ってから実践した「本番前にハーフや30kの小さな大会に出てみる」というメニューのために、以下の前哨戦コストもかかりました。
- エスコンフィールドマラソン(ハーフ):6,500円
- モエレ沼30kマラソン(30キロ):7,000円(※早期エントリーなら6,500円)
いきなりフルマラソンを走るよりも、こうした練習用のレースを挟むことで劇的に走力が上がったため、この前哨戦費用はサブ5達成のための「最高の投資」だったと確信しています。
2. 毎年必要な「ランニングギア」の費用
ランニングは道具が少ない分、身につけるギアの質がパフォーマンスや怪我の防止に直結します。
- ランニングシューズ:約17,000円(ほぼ毎年更新)
シューズは消耗品です。初心者のうちはクッション性の高いモデルを選ぶため、どうしてもこのくらいの価格帯になります。今回はズームフライ6で走りました 
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- 靴下・インナー類:約5,000円
足裏の肉刺(マメ)防止用のソックスや、擦れを防ぐアンダーウェアはケチってはいけない必須投資です。 - Tシャツ・パンツ・帽子:基本使い回し(0円)
ちなみに、私のように道具にあまりこだわりのないランナーにとって、「Tシャツは毎年大会に出るたびに参加賞で手に入るので困らない」というのは市民ランナーあるあるです(のちに股擦れを救ってくれる運命のランニングパンツには出会うのですが、それはまた別のお話)。
3. 実は一番重要だった「日々の練習・本番の補給食と交通費」
さらに、4回の失速から私を覚醒させてくれたのが「正しい補給」にかかったコストや、日々の練習拠点への移動費です。実はここが一番の隠れコストだったりします。
- 長距離練習前のエネルギー補給:約10,000円(各25個程度+α)
日々のロングラン(LSD)を走り切るために、ガッツギアやエネルギーゼリー、スポーツドリンクを毎回消費します。ちなみに私のお気に入りはセブンのわらび餅シリーズ。手軽に良質な炭水化物が摂れるので、練習前には欠かせない相棒でした。 - アミノバイタル プロ(顆粒14本入り):約2,000円
- アミノバイタル エネルギーゼリー(12個入り):約2,500円
モエレ沼30kの受付で手渡されたこのアミノバイタル。タイミングを合わせて必須アミノ酸とエネルギーを摂取することで、20キロ以降に足が止まる「エネルギー負け」を完全に克服することができました。今ではこれなしでロングランは走れません。 - 練習環境・交通費:約10,000円
日々の練習で使う市民体育館の利用料やランニングステーション(ランステ)代、遠征時のガソリン代や駐車場代など、コツコツと積み重なったリアルな雑費です。
| 項目 | 具体的な内訳 | 金額(税込) |
|---|---|---|
| 本番レース代 | 北海道マラソンエントリー(16,500円)+ 手数料(990円) | 17,490円 |
| 練習用レース代 | エスコンフィールドハーフ(6,500円)+ モエレ沼30k(7,000円) | 13,500円 |
| ランニングギア | シューズ(約17,000円)+ 靴下・インナー類(約5,000円) ※Tシャツ・パンツ・帽子は大会参加賞などを使い回し(0円) GPSランニングウォッチ | 30,000円 |
| 日々の練習補給食 | ガッツギア、ゼリー、スポドリ、セブンのわらび餅(各25個+α) | 10,000円 |
| 本番&ガチ練習用サプリ | アミノバイタル プロ顆粒(2,000円)+ エネルギーゼリー12個(2,500円) | 4,500円 |
| 練習環境・交通費 | 市民体育館・ランステ利用料、遠征ガソリン代、駐車場代 ※地元開催のため、遠方への交通費・宿泊費は(0円) | 10,000円 |
| 合計金額 | サブ5を掴み取るために投資したリアルな年間総額 | 85,490円 |
まとめ:総額はいくら?それ以上の価値はあったのか
地元開催の強みを活かして遠征費や宿泊費を0円に抑えた結果、サブ5達成までにかかった総額は85,490円となりました。
シューズの更新や日々の補給食、練習用のレース代、そして市民体育館の利用料やガソリン代など、振り返ると実にリアルな数字です。
これを「高い」と見るか、「42.195kmを走り切る体とサブ5の栄光を買った最高の投資」と見るかは人それぞれですが、私はこの投資によって、金額には換えられない大きなメリットを人生で手に入れることになりました。
さらに、フルマラソンを完走したことで、お金には換えられない「仕事での意外なメリット」や「家族との絆」に、気づきました。
次回は、私がフルマラソンを趣味にして本当に良かったと感じる、その「意外なメリット」について詳しくお話しします。
地元開催、最低限の装備は揃っているという条件ですが、サブ5達成までにかかった総額は年間85,490円となりました。
サブ5を達成した今、サブ4達成を次の目標に定めようと思ってます、この物価高の時代に、さらに負荷のかかる目標なので、当然かかる費用も増えると思います。サブ4の挑戦✕重なる費用への対抗策は次のページで妄想してます笑


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