5回も失敗を繰り返し、5時間半前後を彷徨いながらも走り続けたフルマラソン。
当時は足がバキバキになり、爪が黒くなって悶絶するなど、「なんでこんな辛い思いをして走っているんだろう……」と思う瞬間が何度もありました。
しかし、念願のサブ5(5時間切り)を達成した今、振り返ってみると気づいたことがあります。
それは、フルマラソンを趣味にしたことで、走ることそのものの達成感だけでなく、自分の人生や人間関係において「金額には換えられない意外なメリット」がいくつも転がり込んできたということです。
今回は、私が実際にフルマラソンを走り続けて実感した、2つの大きなメリットをお話しします。
1. 社内や取引先との「最強の雑談ネタ」になる
まず驚いたのが、仕事(ビジネス)の場での反響の大きさでした。
職場の同僚や、普段お世話になっている取引先とのちょっとした雑談の中で、「実は趣味でフルマラソンを走っていまして……」と切り出すと、相手の目の色が変わります。
- 「えっ!42.195キロを完走できるなんて本当に凄いですね!」
- 「普段はどんな練習をしてるんですか?」
- 「コースのどこが一番つらいんですか?」
など、想像以上の反響をいただくことが増えました。
フルマラソン完走という事実は、それだけで相手に「この人はコツコツ努力ができる、自己管理能力が高い人なんだな」というポジティブな信頼感を与えてくれます。また、市民ランナー人口は意外と多いため、「実は僕も走っているんですよ!」と取引先の方と意気投合し、ビジネスの人間関係が一気に円滑になることも珍しくありません。
初対面の人との距離を縮めるための、これ以上ない「最強の名刺(ネタ)」を手に入れることができました。
2. 家族の「年1回の大応援一大イベント」になった
もう一つの、そして私にとって一番嬉しかったメリットは、家族との絆が深まったことです。
これまではただの「個人的な趣味」だったマラソンが、回を重ねるごとに、我が家の「年に1回の一大応援イベント」へと進化していきました。
大会が近づくと、家族が「〇〇頑張れ!」と書かれた手作りの応援うちわ(キラキラのボンボン付き)を本気で用意してくれます。
当日の段取りも本格的です。
「何キロ地点のあの交差点で待ち合わせよう」
「そこを通過する予定時刻はこれくらいだから、このタイミングでスポーツドリンクとゼリーを渡そう」
と、家族みんなで作戦会議をして、当日は沿道を先回りしながら必死に声を枯らして応援してくれます。
ただのプロのレースを観戦するのとは違い、「身近な知り合いが命がけで走っている」からこそ、応援する側も本気になれるし、やりがいがあると言ってくれます。
ゴールした後に、ボロボロの体で家族の元へ帰り、みんなで「お疲れ様!」と労い合うあの瞬間は、フルマラソンをやっていなければ絶対に味わえなかった、我が家の最高の大切な思い出です。
まとめ:体がバキバキになっても、趣味にして本当に良かった
フルマラソンに挑戦するには、シューズ代やサプリ代、エントリー費用など、年間で数万円〜十万円近いコストがかかります。
しかし、そこで得られた「仕事での強力な武器」や「家族と1つの目標に向かって熱くなれる時間」を考えれば、これほどコストパフォーマンスが高く、人生を豊かにしてくれる趣味は他にないと感じています。
もし、これから挑戦しようか迷っている方や、練習が辛くて心が折れそうな方がいたら、ぜひその先にある「素晴らしい景色やメリット」を信じて、一歩を踏み出してみてほしいと思います。勇気を出して家族や友人、同僚に北海道マラソン走るさ!って言ってみてください。サブ5だとか目標達成よりも大事なものが見えてくる、手にはいると思います。

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